くだらないけど素敵な毎日 * あすかの徒然日記
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「とかげ」
評価:
吉本 ばなな
新潮社
¥ 380
(1996-05)

はじめて読んだ 吉本ばななの本
中学校のときにすきな塾の先生がおすすめしてたわりと思い出の本で
吉本ばななの本としては一番読み返しています。

1つ1つの話で言ったら、「夜と夜の旅人」とか「ハートラック」とか
「マリカの長い夜」とか、また別になるんだけど

作者が若い時に書かれた、人の救いについての本

あとがきいわく、時間、癒し、宿命、運命 についてそれぞれ書いてあるそうで
「血と水」の、オブジェに対する昭の、その瞬間のその言葉による救いとか
「キムチの夢」の、電話によって目の前が晴れていくかんじとか
「らせん」の爆破を見て、その美しさの一瞬を一生忘れないとか
短編1つ1つは弱いけど全部が共通のテーマでいろんな形でその瞬間を切り取ってる

らせんで言うと
「二人の今までのこと、全部忘れちゃうかもしれないね。」
「千年分全部?」

とかげで言うと
「でもいいわ。」「地獄のほうが、患者さん多そうだから。」

血と水で言うと
「何度手放しても、またいくらでも作れるから。作ってあげるよ。」

救いって簡単なものじゃなくって
ちょっとずつの組み合わせとか時間とか人間のかんじとか そういうもので生きてるんだなぁ
って思いますよー

ちょっと真面目 ってかなんだそれってかんじだけど

合理的に生きたい、合理的に生きている人が羨ましいって思うけど
やっぱり私は合理的の外にある余剰とかがすきです

やぱ心理学and文学に興味があった人間なだけあるなぁ

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